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アニサキス症状の潜伏期間は?何時間くらい痛いままなの?

 
あなたはイカやアジを食べた後、お腹が痛くなったことはありませんか?

特に胃のあたりがキリキリとして、座っても寝ていても痛みが治まらない!

それって、もしかしたらイカや魚の中に、アニサキスが潜んでいたのかもしれませんよ?

 

今回は、アニサキス症状の潜伏期間や、痛みの続く時間などについてまとめてみました。

 
ちなみに、私は3回アニサキスにやられています。

ここまでアイツに苦しめられているヤツもあんまりいないと思いますが...
 
その分症状には詳しいつもりです。全部、実体験なので...

 
この記事の内容も、自分が病院行った時、内科医の先生に教えて頂いたことばかりです。

症状に苦しんだり、不安になってる方は参考にしてみてくださいね。

では、みていきましょう!

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アニサキス症の潜伏期間は?

 

アニサキスの潜伏期間(アニサキスが身体に入って発症し始める時間)は、大体、食後3時間から6時間位と言われています。

 
私の時にそうでしたが、アニサキスが身体の中に入ってしまっても、すぐにお腹がいたくなるわけではありませんでした。
 
大体、夕食後3時間位にした時、「あれ胃が張ってる感じがするな?」

というのが1時間くらい続き、その後、だんだんと痛みを感じ始めました。

それがドンドン重症化して、最後には、胃薬飲んでも、横になっても、立っていても収まらず...

気がついたら、

「やばい!痛すぎて全然動けない!」

なんて事に。時系列でみると、

→ 19時夕食
→ 22時違和感
→ 23時痛い死にそう
→ 明け方まで寝れない

といった感じでしたね。

 
ちなみに「アニサキス症は夜中に痛くなる」と言われることがありますが、これはたまたまだと思います。

アニサキスが身体の中に入ってしまう原因のほとんどは、食材の生食です。

お刺身を食べるタイミングといえばお夕飯時。
 
だから、夕食後の数時間後に発症することが多いんですね。

(そのため、夜間の救急病院には、アニサキス症の患者さんて、結構くるみたいですよ)

 

痛みの続く時間はどのくらい?

 
では、アニサキス症の痛みはどのくらいの時間、続くのでしょうか?

これは、発症した後の処置によって変わることが多いですね。

 

すぐに痛みが収まるケース

 

痛みを感じた時、すぐに病院に行ってアニサキスを取ってもらえば症状は治まります。

 
内視鏡の先っちょのピンセットみたいなアームでヤツを捕まえれば、

「あれ?もう痛くないぞ!」

胃壁をガブガブ噛んでるヤツを離してしまえば、すぐ解決しちゃいます。

 

痛みが長引くケース

 

逆に、時間が経ってもなかなか症状が治まらない場合があります。

それは、病院に行かずに放置した場合です。

 
運が良ければ、アニサキスがすぐに力尽きて、離れてくれるかもしれませんが、

しぶとい奴は2日位生き延びることも。

すぐに取らないと、胃壁に噛み付いたキズは治るまで時間がかかってしまいます。

 

  • 夜痛くても我慢して、結局翌日に病院に行く
  • 治るまで放置する

とか、そんな時は長引くことが多いようですね。ずーっと噛んでますからね。ヤツは...

 
胃壁のキズだって、転んでケガをした時と同じで、すぐに治るわけではありません。

ご飯を食べれば胃が動いて痛くなるし、胃液は染みるし。

いつもの胃痛よりもちょっとキツイ感じはしばらく続くかもしれませんね。

 
ちなみに私の時は、夜中の痛みを我慢して、翌日の午後に病院に行きました。

でも胃カメラを扱う先生が不在で、結局痛み止めしかもらえません。
 

で、その時に内科の医院長に、

「ずっと噛まれてたから明日も痛いかもね」

「もうじき力尽きると思うけど、何日かは噛まれたところが痛いと思うよ」

「もし、明日も痛かったら諦めて胃カメラ飲みなさい。取ってあげるから」

と言われました。

 

翌日には立っていられない程の激痛からは開放されましたが、4~5日位鈍痛と膨満感が治まらず、苦しんだことを覚えています。

 

どうしてこんなに痛いの?

 
アニサキスがお腹の中に入ると、どうして痛くなるのでしょうか?

イカや魚にはアニサキスが寄生していることは珍しくありません。

こんなに痛いのなら、魚は辛くて泳げないと思うのですが...

(痛すぎて会社を早退しました)

 
理由は簡単。

アニサキスは魚の身体に住む寄生虫で、人間の身体には住めないからです。

魚だったら、お腹のトコとか身も柔らかいので、潜り込んで移動もできるし、ずっと住んでいても大丈夫です。

 

でも、人間の身体に入る場合は、食べ物と一緒に胃の中ですよね。

胃に入り込んだアニサキスは、胃液に身を焼かれ、地獄の苦しみを味わいます。

なので、身体から外に出ようとして、胃や腸の壁に噛み付いて、暴れまわっているんです。

向こうも胃液に溶かされまいと必死でしょうね...
 
なので、あの激痛は身体を溶かされまいとする、アニサキスの必死の抵抗のあらわれなんです。

お腹の中では、
 
「この場所はやばい!溶ける!脱出しなければ!」
 
と、向こうも戦っているんですね。恐ろしい...

 

まとめ

 

いかがでしたか?

では、今回のまとめです。

 

アニサキス症の潜伏期間と痛みの時間について

  • 潜伏期間は3時間~6時間位
  • 痛みの続く時間は対処によって異なる
  • すぐに病院で処置すれば、アニサキスを除去した途端に回復する事も
  • 放置した場合は、2~4日位胃に違和感(痛み・膨満感など)が残る可能性あり

アニサキスは人間の身体の中では生きられないので、放置しても問題は無いと思います。

それに、発症する時は大体夕食後~夜中なので、救急病院に行く可能性が高いです。

「お酒飲んだし、面倒だし、割増料取られるし、我慢しよう!」

と思った方は、症状が収まるまで根性出して耐えても良いでしょう。

 

でも、その時の痛みは尋常ではないので、我慢できるかどうかはその人次第です。

私のように、結局翌日には病院に行く事になるかも。

ちなみに、私は初めてかかった時は、不安だったので病院で見てもらいました。

2回目以降は慣れちゃったので耐えましたが、それでもかなりキツかったですね...

眠れない程苦しい時は、無理せず病院に行って、長引かないようにしたほうが良いかもしれません。

 
次回は、つらいアニサキス症状を予防するポイントなどを、取り上げていきたいと思います。

是非、読んでみてくださいね!

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