「なんか口の中ネバネバする...」
朝起きた時の口臭や口の中の不快感て、すごく気分悪いですよね?
でも、市販の洗口液って好みに当たり外れがあるし、あんまり好きじゃないんです...
そういえば、最近重曹で消臭したり洗濯物の汚れを落としたりしてるけど、うがいにも使えるのかな?
と、ちょっと気になって調べてみたところ、『重曹うがい』ってすごく良い効果があるみたいです!
メリットをみても、自分にとってはすぐにでもやったほうが良いことばかり!
これは早速試してみたいのですよね!
ということで、効果的な正しいやり方と、デメリットや注意点が無いか、確認していきたいと思います。
実はとってもスゴイ『重曹うがい』について、まとめてみました。
重曹うがいの効果(メリット)
ではまず、重曹うがいの効果についてみていきましょう。
- 効果
- 雑菌の繁殖を抑える
- 歯垢を浮かせて落としやすくする
- 舌苔(舌の表面の汚れ)がつきにくくなる
- 口内の炎症を抑える
- 歯ぐきを引き締め血行を良くする
- ステイン(歯の着色汚れ)を薄くする
- ごく初期の虫歯を再石灰化させる
などのメリットがあります。
ツイッターや知恵袋等で、実際に重曹うがいを続けた方の感想をみても、
- 朝起きた時、口の中のネバネバ感が軽減された
- 口臭が気にならなくなった
- 舌苔(舌の表面の汚れ)がつきにくくなった
- 歯の黄ばみや色の沈着が薄くなった
- 口内炎が早く治った
- 歯周病(歯ぐきの腫れ・出血)が収まった
などの書き込みが多かったですね。なかなか評判が良いです。
実際に私も一週間程続けてみたところ、朝起きた時の口内のネバネバ感が減少した気がしました。
ずっと気になっていた舌苔も、鏡を見た時に、舌を「べーっ」と伸ばしても以前よりも付いていません。
他にも、生のタマネギやニラなど食べると、歯磨きしてもニオイが気になるのですが、重曹うがいをするとその強いニオイが消えます。
重曹と水だけで清涼剤などは入っていないのに、口の中がスッキリしますよ!
手軽にできるので、これだけ効果が高いとなれば、これは「やってみる価値あり!」という感じですね。
重曹うがいのやり方
では、いよいよ重曹うがいのやり方です!
って、『やり方』という程のこともないですけどね...という位楽チンですから。
まず、うがいをするために、重曹水を作ります。
重曹は、食用・料理に使えるグレードのものを選んでください。
袋のどこかに、『掃除用』とか、『食品添加物』といった表示があります。
もし記載がなかったら、用途のところに「野菜のアク抜きに」とか料理用の説明があればオッケーです。
分量は水200mlに対して重曹小さじ1。重曹が溶けるまで混ぜたら完成。
でも、毎回「コップと小さじを用意して」なんて面倒くさいんですよね...
なので、私はいつも500mlのペットボトル2本分まとめて作って冷蔵庫で保存しています。(冬は常温でOK)
いろいろな用途に使える重曹水をまとめて作った時の記事です。
是非、参考にしてみてください。
これを使う分だけコップに注げば準備OK。
やり方は普通のブクブクうがいです。難しいルールはありません。
ただし、重曹水を全体に行き渡らせないと効果が無いので
- 下を向いて10回。
- 左右それぞれに傾けて10ずつ。
- 最後に前を向いて10回。
- 仕上げの一口はガラガラうがい
これを何度が繰り返し
やる時のポイントは、
- 下をむく時 → 上下の前歯を洗うつもりでブクブクする
- 左右の時 → 奥歯とほっぺの隙間を広げる事を意識する
といったところでしょうか。
うがいの後に歯磨きをすると更に効果がアップします。
歯磨き前の習慣にするのもオススメですよ!
デメリットや注意点はある?
以上で、重曹うがいの効果についておわかり頂けたと思います。
ではデメリットや注意点はあるのでしょうか?
色々と調べてみたのですが、重曹自体が元々、無害なのでデメリットはありませんでした。
あえて注意するとしたら、重曹は塩分が高いということでしょう。
病気等の理由で、塩分の摂取量が制限されている方は、注意したほうが良いかも知れません(とはいっても、うがいの時は吐き出しますけどね)。
念のため、重曹うがいは1日おきにしたり、病気で通院中ならお医者さんに「大丈夫ですよね?」って確認してみましょう。
その他は特に心配するところはなさそうです。
そもそも重曹は、胃薬にも使われているものなので、塩分さえ注意すれば、誤飲したところで何の問題もありませんからね。
ちなみにコップ1杯(200mlとして)の重曹水を作るのに、小さじ1杯(5g)の重曹を使います。
重曹1gあたり食塩換算で0.7gだそうです。
それを全部飲んだとして、塩分摂取量は食塩換算で約3.5gですね。
(普通飲まないけど...)
重曹水を飲む健康法もあるようですが、塩分の摂り過ぎには注意しましょう。
重曹歯磨きは危険?
重曹で歯磨きをすることを勧めている方もいるようです。
確かに重曹は無害・研磨作用という点からも歯磨き粉の代用品として使うことが可能です。
重曹の活用本などでは、実際に重曹を使った歯磨き粉の作り方なども紹介されています。
でも自分は重曹を歯につけて磨くのはあまりオススメしません。
何故かと言うと、重曹の研磨作用は歯磨き粉よりも強力だからです。
力を入れ過ぎると、表面のエナメル質を傷つけてしまうことがあります。
なので、歯磨き粉の代わりに使用したい場合は、歯ブラシに少しだけつけて優しく磨くようにしましょう。
絶対に力を入れ過ぎないようにしてくださいね。
また、同じ理由から、子供に対しての重曹歯磨きは止めた方が良いと思います。
乳歯にはちょっと強すぎるんじゃないか?と心配なので...
実際に我が家では、子供が自分で磨く時、結構力まかせにゴシゴシやっていることを見かけます。
なので、歯磨きに重曹を使うのは避け、歯磨き前に重曹うがいをさせています。
それだけでも、口臭を予防する・汚れを浮かせる、といったメリットを上手に利用出来ますからね。
それと、小さな子供の場合は、重曹水を口に含んだ時、ちょっと苦くてしょっぱいのを嫌がるかもしれません。
もし嫌がった場合、使い始めのうちは重曹水を更に水で薄めてみましょう。
今回はご紹介しているものは3%の濃度ですが、1%位から効果があると言われています。
倍量で薄めても1.5%なので、そこらへんから試しても良いのではないでしょうか?
だんだん慣らしていくと自然に気にならなくなりますよ。
まとめ
では、今回のまとめです。
- 重曹うがいは食後や歯磨き前が効果的。
- 重曹水の割合は水200mlに対して重曹小さじ1。
- うがいの時には顔を傾けながら重曹水を行き渡らせる。
- 塩分摂取の制限がある場合は念の為、一日置きにする。
重曹うがいは、事前に、重曹水を作っておくこと、歯磨きや食事の後に行う習慣をつけておくとで、習慣が出来ます。
効果を実感するのに、数日~1週間位はかかるかもしれません。
でも、間違いなくメリットが実感できるものなので、口内に悩みがある方は是非、試してみてくださいね。
とってもオススメですよ!
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