ある日、子どもと一緒に遊んでいた時、
息子「僕ね、パパよりもおっきくなりたい!天井に手が届くくらいがいいな!」
って、天井は無理だと思うけど...まあ身長は高くなって欲しいなあ。
でも実際のところ、子供の背を伸ばすためにどんな方法が有効なのでしょう?
私自身は、子供の時に身長のことを気にしてはいなかったし、背を伸ばす方法なんて全く知りませんでした。
でも自分の子供の事なので、「出来ることはやっておきたい!」と思い、いろいろと図書館で調べたり、小児科の先生に聞いた事を試してみました。
そのおかげで、うちは私も妻も背の順で前から数えたほうが早い子供だったのに、息子は小学校1年生ですが、平均よりもちょっと高くなりました。
(このままいけば、結構高くなるかもしれないと期待しています)
今回は、子供の身長を伸ばす方法についてです。
私が実際に試している(子供にさせている)、日々意識して欲しいポイントを3つ、お話したいと思います。
基本的なものですが、すごく大切な3つのことをお話していきますね。
我が家ではこれを徹底したので、上手くいってると言っても過言ではありません。
是非、参考にしてみて下さいね。
子供の身長を伸ばす方法!
では、子供の身長を伸ばす方法についてみていきましょう。
基本的なものですが、すごく大切な3つのことをお話していきますね。
- たくさん食べさせる
- しっかり運動させる
- 前向きな性格を育む
1.たくさん食べさせる
まずは『たくさん食べさせる!』です。
当たり前のことかもしれませんが、身長を伸ばしたいのですから、身体を作るもとになる材料はたくさん必要になりますよね。
そのためには、とにかくたくさん食べさせること。
こう言うと、要は『胃を大きく』すればいいってことでしょう?なんて思う方も多いかもしれませんが、それは誤解です。
実は、大食いの人も小食の人も胃の大きさは、そんなに変わりません。
お腹いっぱいになるのは脳が、「もう食べられないよ!」とストップをかけるからです。
それは食事によって血液中の血糖値が上がることで、満腹中枢が刺激されて起こります。
よく噛んで食べると、早めに満腹感を得ることが出来るため、ダイエットとか健康に良いというのを聞いたことがあるかもしれません。
でも、子供の場合はそんな事は考えてませんよね?
小食の子は大体、ダラダラ、くちゃくちゃ噛んでいるうちに時間がかかり、それでお腹いっぱいになって、
「もうイヤ、飽きてきた」
って場合が多いです。うちの子もそうです。
なので、子供にたくさん食べさせるなら、「もぐもぐ、ごくん」とテンポよく食べやすくする工夫が必要なんです。
例えば、ごはんのおかずを作る時に
- 食べやすさを意識する(食べやすい大きさに切る、固いものは切り込みを入れる)
- 好みの味付けにする(ご飯に合う・子供向けにする)
- 材料に好物を取り入れる
といった事を意識してみては如何でしょうか?
子供は食べにくいものや、苦手な味のものはちょっとしか食べません。
「食べにくくて、噛んでる内に疲れた…お腹いっぱいだからもういらない!」
なんて事は良くありがちです。
甘やかし過ぎはダメですが、食べやすさにも気を使ってあげてみてください。
あとは、感想を聞いたり、たくさん食べた時にほめてあげることも効果的です。
食事の時に、テレビをつけておくのも止めましょう。
チビっ子は食事自体がすぐ退屈になるので、画面に釘付けになり、口が動かなくなります...
あとは、間食の時についてです。
おやつの時間には、お菓子ばかりではなく、なるべくチーズや牛乳、卵を食べさせるのがオススメです。
背の高い人って、子供の時にチーズ・ヨーグルト・ゆでたまごなんかを、よく食べていたと複数の本に書いてありましたから。
たんぱく質やカルシウムをちょこちょこ追加していく作戦は、習慣にするとじわじわ効きます。(笑)。
↓ ↓ ↓ ↓
身長を伸ばす食べ物は?幼児の時から食べさせたいオススメ食品3つ!
2.しっかり運動させる
次は『運動させる』です。
たくさん食べるのは大事ですが、その分たくさん運動して欲しいですし、動かないと、体重ばかり増えて横に育ってしまいますからね。
筋肉をつけ過ぎるのは身長を伸ばす妨げになってしまいますが、逆に跳躍する運動には、骨を成長させる効果があります。
身長を伸ばす運動として理想なのは
- バスケットボール
- バレーボール
すぐに試せる簡単な運動なら
- 縄跳び
- ジョギング
といったものがオススメです。
あとは、難しく考えずに、キャッチボールしたり、追いかけっこをしたりするのも良いですね。
遊びながらでも全然良いので、とにかく元気よく運動する子供になってもらいましょう。
それに、睡眠中に身長を伸ばすことで知られる成長ホルモンは、運動をすることでも分泌されるんです。
大体、運動開始15分から分泌され始め、運動が終わった後も3時間ほど出続けています。
理想は、有酸素運動を毎日30分以上行うこと。そんなに激しい運動でなくても良いので、継続するのが大切ですよ。
夜は睡眠で、日中は運動で成長ホルモンを増やしましょう!
外で運動すると、更にもうひとつ良いことがあります。
それは、日光にあたることによって体内でビタミンDが作られる、ということです。
これには、カルシウムを骨に定着させて強くする効果があります。
ビタミンDは食品にも含まれていますが、日光浴もすごく大切なんです。
1日に最低でも15分以上はして欲しいですね。
とはいえ、女子は日焼けも気になると思うので、陽に当たるのがイヤな子も多いと思います。
その場合は、なるべくたくさんビタミンDを多く含む食品を食べましょう
- きくらげ
- しらす干し
- 干し椎茸
- 鰹節
- 鮭
- イクラ
- 卵
こうしてみると、乾物と卵系に多いということがわかりますね。
特に天日干しした食品はビタミンDが高いです。代わりに日焼けしてもらいましょう。
ということで、日焼けしたくない女子は室内運動に加えて、天日干しした乾燥食品と卵をよく食べましょう。
前向きな性格を育む
思春期に身体が成長していく時、それを妨げる邪魔者は、
- 大量の糖分
- ストレス
だそうです。
糖分の分解時や、ストレスを受けた時、身体の成長に必要な栄養は、それらの処理のためにも使われてしまうんです。
子供なので当然、お菓子もジュースも大好きなのはしょうがないです。
でも、糖質の分解にはビタミンBが消費されるので、甘いものばかり食べると、どんどん使われて足りなくなってしまいます。
それに、ビタミンBは疲労回復や安眠のために必要な栄養素なので、成長ホルモンの分泌にも大切な栄養素なんです。
せっかく食事に気を使っても、ここで無駄遣いしては意味がありません。
甘いものは程々にしておきましょう。
また、大人でビタミンやミネラルの欠乏症になる人は、食事の偏りと大きなストレスを抱えている場合が多くみられます。
それに、すごく悲しいお話ですが、虐待されて育ったお子さんには低身長の子が多いという研究結果がありました。
食事の量が十分な場合でも栄養が成長の方に回らず、ストレスの軽減に回されてしまうことがあるそうです。
このように、重度のストレスは子供の成長を阻害する大敵なんです。
大事なのは、ストレスで過剰に苦しんだりしないように、子供の自己肯定感を高めてあげることです。
自己肯定感とは、『自分を認める心』のことです。
子供(大人もそうですが)は
- 自分は愛されている
- 存在してもいいんだ
といった自信を持つことで、何にでも前向きな性格でいられるのです。
自己肯定感については、こちらの記事に詳しく書いてありますので、是非、読んでみてください。
↓ ↓ ↓ ↓
自己肯定感の記事まとめ!子育てパパ・ママ必読ですよ!
大人だって、同じだと思うのですが、気持ちが沈んでいると食欲も落ちてしまうし、胃腸の働きも悪くなるでしょう?
逆に楽しいことを考えて元気な時は、お腹も空くし、食事も楽しいのでたくさん食べちゃいますよね。
なので、心の健康を保つもの身長を伸ばすには大切なことなのです。
特に、中学生や高校生は反抗期だったり、本人の考え方や主張も変わってくる時期なので、その前から親子の信頼関係をしっかり作っておきましょう。
さいごに
いかがでしょうか。
私も「子供の背を高くしたい!」と思って、子供たちが小さいうちから本を読んで調べたり、小児科の先生に聞いたりしました。
そうして分かったことは、実は特別なことではありませんでした。
『よく食べて、よく遊び、よく笑う』だったんです。
でも、子育ては大変ですよね。
食事のバランスも偏ったり、一人で食べさせてしまう事があったり、つい言ってはいけない言葉で叱ってしまったり...
なのでパパ・ママもあまり気負わずに、『よく食べて、よく遊び、よく笑う』を意識した子育てを心がけてみてくださいね。
コメント