泣いたあとの目の腫れって、すごく嫌ですよね。
真っ赤に腫れて、ひと目で泣いたってバレちゃうし、恥ずかしいし...
自分も子供の時に経験がありますが(というか大人になってからもありますけど)、人前に出る時や外出する前には治したい!
今回は、泣いたあとの目の腫れについて、オススメの治し方についてお伝えしていきたいと思います。
外出中(会議室やトイレ)でも出来る簡単な方法や、翌朝に備えてお家でしっかりケアする方法、そして、パパが試した+子供に教えた『子供の泣いたあとの目の腫れ対策』もご紹介します。
目の腫れ、むくみにお困りの方は是非、参考にしてみてくださいね!
泣いたあとの目の腫れに効く5つの治し方!
泣いたあとの目の腫れについて、原因とか予防法とか、お伝えしたいことはあるのですが、まずは「すぐに治したい!」と思うので、それはまた別の記事にします。
※原因と予防方法の別記事です。
泣いたあとの目の腫れの原因はこの3つだ!翌朝にスッキリ効く予防法は?
それでは『目の腫れの治し方』みていきましょう!
ひとつづつ、順番に説明しますね。
泣いたあとの目の腫れの治し方1 顔を洗う
顔を洗うなんて、ありきたりの方法だな...と思いませんでしたか?
女性の場合、外出中だとメイクが取れてしまうので出来ませんが、可能であれば顔を洗うのはオススメの方法です。
これだけで目の腫れがキレイに引くわけではありませんが、顔を洗うのには様々なメリットがあります。
- 顔(特に目の周り)を冷やす
- 涙を洗い流す
- 気持ちを落ち着かせる
泣いたあとの目の腫れはの原因はいくつかあるのですが、そのうちの一つは涙の塩分なのです。
なので、涙を洗い流すだけでも、腫れが引くまでの時間を短くすることが出来るんですね。
(でも、難しい状況ならスルーしてください。他の方法をご紹介していくので。)
ちなみに顔を洗うときは、目や目の周囲を意識しすぎて、こすったりしないように注意しましょう。
手のひらにためた水で、目をパチパチと洗う感じで、冷やすと同時に涙に含まれている塩分を洗い流すことを意識してみてください。
泣いたあとの目の腫れの治し方2 顔(目の周りを重点的に)を冷やす
顔を冷やすときは、目の周りを重点的に冷やします。
- 小さな保冷剤
- 自販機で買った冷たい飲料
- 冷たい水で冷やしたハンカチやフェイスタオル
といったものを使うと、扱いやすくて良いですよ。
保冷剤を使う時は、そのままだと冷た過ぎるので、少し溶かしたり、タオルやハンカチで包んで使用しましょうね。
(できれば肌触りの良い素材で包んでください)
まずは、まぶたを冷やします。
細かいやり方は特にありません。まぶたや目の周りが冷たさを感じる程度を意識します。
次に、目の周りを冷やしていきます。目頭から目尻に向かって、少しずつ位置を変えながら冷やして下さい。
まぶたも、目の周辺も、どれくらいの時間やったら良いというのは特にありません。
冷やす時に強く押し付けたり、こすったりしないように注意して、
当てる → 離す → 少しずらす → 当てる
といった要領で少しずつやってみましょう。
一度ではなかなか腫れが引かないと思うので、まぶたと目の周辺を交互に繰り返し冷やしてみて下さいね。
泣いたあとの目の腫れの治し方3 スプーンを使って治す!美容グッズ不要の簡単に出来る方法とは?
「え、スプーン?」って思いませんでしたか?
実際に試すまでは、私もそう思っていました。
先程お伝えした、『目を冷やす』の際にスプーンを使うんです。
扱いが簡単なので結構オススメの方法なんですよー。
やり方は簡単です。
用意するのは、スプーン、氷水の入ったコップ、スプーンを拭くタオルだけ。
- コップに氷と水を入れて、その中でスプーンを冷やす
- 目頭から目尻に向かって、軽くマッサージするようにして、スプーンを当てていく
- スプーンがぬるくなったら冷やして、何回か繰り返す
これは元々、寝起きの際の目の周りのむくみを取り、目をパッチリさせる方法なんですが、泣いたあとの目の腫れ(むくみ)にもしっかり効きます!
気になる箇所を重点的に冷やすのが効果的です。
寝起きの目の腫れ・むくみなど、全般に効きますので、是非試してみてくださいね。
実はこの方法って、以前テレビで紹介されていたものなんです。
海外製の美容グッズに、まぶたを冷やすフェイシャルフリーズツールというものがあるんですが金属製でスプーンの様な形状をしていて、中に氷を収納できる構造になっているんです。
が、その商品なんと1万円以上します!
その代用品としてスプーンを使うんですが、ちゃんと効果があるので大丈夫です。
ちなみに、冷やすだけでそれは高い、ということで代用品として、格闘技の試合の時に目の腫れを冷やす器具でエンスウェルというのを使う方もいるそうです。
それなら3000円位でも売ってます。
でも、それすら買わなくていいんです。
コップとスプーンがあれば、目のむくみは治せますよ!
他にも、使用済の紅茶のティーパックや、コットンに冷やした炭酸水や化粧水を染み込ませて目に乗せるという方法もありますが、実際に試してみると、ちょっと面倒なんですよ。
炭酸水や化粧水はもちろん、紅茶の葉もヨーロッパではスキンケアに使われたりするので、お肌に良い効果はあるのですが、扱いが面倒なので...
その点、スプーンは扱いも楽だし、どこのご家庭にもあるので、試しやすいですよね。
泣いたあとの目の腫れの治し方4 目薬をさす
目の腫れを治すのにも、目薬は効果的です。
目薬をさすことで、
- 炎症を抑える
- 涙を洗い流す
といった効果が期待できます。
泣いているだから、水分補給しなくてもいいじゃんと思うかもしれませんが、泣いたあとの目は涙の塩分でむくんでいたり、涙腺が働きすぎて疲れているんです。
なので、充血を取るための目薬や、疲れ目、ドライアイ用の目薬が手元にあれば、是非、さしておくことをオススメします。
顔を洗うことが出来ない時につかうと、先程の涙を洗い流すという効果がありますので、
特に、外出先などでは重宝する治し方ではないでしょうか。
泣いたあとの目の腫れの治し方5 温冷法を試す
温冷法とは、目を冷やす、目を温めるを交互に行うやり方です。
聞いたことがあるかも知れませんが、体液は冷やす、温めるを交互に繰り返すと、再吸収されやすくなります。
この方法には、ぶつけた時の内出血によるアザなども早く治す効果があるので他のときにも活用してみてくださいね。
やり方は簡単ですが、ちょっと手間がかかります。
なので時間があるときや、泣いてしまった日の翌朝に備えてお家で試すのがオススメです。
使うものはフェイスタオル2枚だけ。
一枚は冷水で冷やして、もう一枚は蒸しタオルにします。
蒸しタオルは濡らしたタオルをラップで包んで、レンジで加熱すると簡単ですよ。
取り出してみて熱かったらパタパタ広げて冷ましましょう。
ちなみに、蒸しタオルの温度は32度位が理想です。
本当はちょっと熱い位が気持ち良いのですが、これ以上だとお肌に悪いそうです。
皮脂が溶けるのがこれくらいの温度で、これ以上高くなると、出過ぎてカサカサになりやすいとのこのと。
それではやり方です
- 上を向いて顔に蒸しタオルをかぶせる。目の周辺を覆うように3〜4分放置
- 今度は同じように冷たいタオルをかぶせるそのまま1分程待つ
- もう一度蒸しタオルを被せて同じように3〜4分程放置
- また冷たいタオルで1分程放置
これを何度か繰り返すと、顔全体の血行が良くなり、目のむくみが取れます。
人によっては二重になる効果も期待できる程のスッキリを得られますので、普段から目のむくみが気になった方は、試してみてはいかがでしょうか?
ちなみにこの方法は、寝る前のリラックスタイムでも、朝起きて目が腫れていると感じたときにでも、いつでも使えます。
寝る前にはやれば翌朝の目の腫れの予防にもなるし、朝やれば応急処置としても効果がありますので、是非、試してみてくださいね。
泣いたあとの目の腫れの治し方6 目の周り(顔)のマッサージをする
目に限らず、浮腫みには血行を良くするのが効果的ですよね。なので、泣いたあとの目の腫れも顔のマッサージをする事で改善出来るんです。
誰でも簡単に出来る、お手軽なマッサージをご紹介しましょう。
(これなら外出先や学校・会議室とかでも内緒で使えますよ)
- ツボ押し
- 目の周りの筋肉をほぐす運動
ツボ押し
目の腫れやむくみに効果のあるツボは、眉間の内側と目頭の下にあります。
押す時と離す時には、それぞれ3秒づつくらいを意識しましょう。
また、押すときには息を吐いて、指を離す時に息を吸うようにしてください。ツボ押しの際の呼吸に意識を集中することで、気持ちを落ち着かせる効果もありますよ。
目の周りの筋肉をほぐす運動
まず、まばたきをせずに、5秒ほど目を見開いたままにします。その後、5秒ほど目をおもいっりギューッと、閉じましょう。
これを5回ほど繰り返すと、目の周りの筋肉がほぐれて血行が良くなります。
ちなみに、ギューってする時に、目以外の場所に力を入れすぎないように注意してくださいね。
首とか肩とかまで力を入れてしまうと、せっかく落ち着かせようとしているのに、逆効果になりますので。
これは、目の疲れにも効果がありますので、普段パソコン作業で疲れた時にも使えます。
1時間に一度くらい、休憩するつもりでやってみてくださいね。
子供が泣いたあとの目の腫れ!どうやって治すのがベスト?
子供が泣いて目が腫れたり赤くなるのは日常茶飯事です。
でも、学校に行く前や、記念の写真をとる前とか、スッキリしてほしい時ってありますよね?
やり方は基本的には同じですが、言うこと聞かない幼児の場合と、小学校高学年以上に分けてご紹介しますね。
幼児の場合(記念撮影の前など)
まず、気分をすっきりさせる+顔全体を冷やすために、水で顔を洗わせます。
ダメならハンカチなどで、こすらないように目の周りをそっと拭いてください。
その後は、冷たい飲料などをちょこちょこ当てて冷やしていくのですが、嫌がる子も多いです。その場合は、ハンカチを濡らして、目の周りにかぶせて冷やしましょう。
怖がるようなら片目づつ、それでもダメなら目の上と下を交互に冷やします。
あと一番ダメなのは、手とか服の袖で目をこすってしまうこと。
泣いたあとの目の腫れの一番の原因は、泣いている時に、目を拭っているせいなんです。
ハンカチや手でこすった刺激で、まぶたが腫れちゃうんですね...
(原因と予防法は別記事を読んでみてくださいね)
子供は特にですが、泣くときって、手でグリグリ擦ってるし、抱っこするとパパママの服に顔を擦り付けて拭いてますよね(鼻水もすごい付きますし)。
抱っこは、パパママの方に乗せて、顔をこすらないように注意してくださいね。
自分でこする可能性もあるので、手にも注意です。
大事なのは
- とにかく目をこすらせない、さわらせない
- ご機嫌とりつつ、いつまでも泣かせない
になります。頑張ってください!
子供の場合はとにかく早く落ち着かせることが重要です。
とにかく話しかけて気を引いて、ジュース飲ませて、ご機嫌とって、顔をグリグリさせるのだけは避けてくださいね。
七五三の時とか、記念写真を撮るときなんかは、周りに大人もいると思うので、協力して見張っているようにしましょう。
小学校高学年以上の場合(大人含む)
高学年以上になると、人前に泣いた顔で出たくないとかそんな悩みになると思います(大人も)。
学校のトイレとか、人気のない場所で早く治したい、といった状況が多いと思いますので、手軽にできる方法が良いでしょう。
- 冷たい飲料で冷やす
- 目薬をさす(無ければ洗面所で目を洗う)
- 目のマッサージや運動をする
- 気持ちを落ち着かせる
特に、気持ちを落ち着けるのはすごく大事です。
簡単に出来る心を落ち着かせる瞑想法を試してみましょう。
- 目をつぶって、ゆっくり息を吐いて、ゆっくり息を吸い込む
- 吸う、吐く、にそれぞれ5~7秒くらいの時間をかける
- 呼吸の時には、他のことを考えない
- 他のことが頭に浮かんだら、息を吸う・吐くを心の中でつぶやいて集中する
泣く時間が短くなれば、泣いたあとの目も腫れにくいし、治りも早くなります。
難しいかもしれませんが、泣くと恥ずかしい場所にいるときには、そのことを意識するのも、泣くことの防止?に繋がってきます。
その時は辛いと思いますが、頑張ってくださいね!
さいごに
いかがでしょうか?
泣いたあとの目の腫れは、嫌な気分を更に落ち込ませてしまいますよね?
なので、そんな時には今回ご紹介した方法を試して、なるべく早めにスッキリしちゃいましょう。
本当は、目の腫れの治し方は、原因や予防方法と一緒にお伝えしたかったのですが、長くなってしまったので今回は割愛させて頂きました。
次回は、ここで書かなかった、泣いたあとの目の腫れの原因と予防方法について記事にしたいと思います。
原因と予防方法については別記事です。
泣いたあとの目の腫れの原因はこの3つだ!翌朝にスッキリ効く予防法は?
会社や学校で頑張る女子と、我が娘に向けて書きますので、是非、参考にしてみてくださいね!
コメント