昨日は嫌なことがあってたくさん泣いちゃったな...って、翌朝起きて鏡をみると、目がぱんぱんに腫れてる!
泣いた日の翌日って、朝起きると目がはれてしまいませんか?
今回は、泣いたあとの目の腫れ、むくみにつながる3つの原因と、その予防方法について、みていきたいと思います。
翌朝の支度とかを考えると、やっぱり腫れてからでは遅いですよね?
原因を知って、予防方法を試して頂くことで、泣いてしまったあとでも、あとから腫れない、もしくは腫れにくくする事が出来ますので。
これで、泣いちゃった次の日も、スッキリ外出できるようになれますよー。
ちなみに泣いたあとの目の腫れの治し方については別記事に詳しく書いてありますのでまた、参考にしてみてください。
泣いたあとの目の腫れの治し方6つ!外出先で簡単にすぐ出来る対処法とは?
それではいきましょう。
泣いたあとの目の腫れの原因はこの3つ!
泣いた後の目の腫れの原因は大きく3つになります。
- 泣いたときに何度も目を拭っているから
- 涙の塩分で浮腫んでいるから
- 涙腺が腫れているから
ひとつづつ説明しますね。
泣いたあとの目の腫れの原因1 泣いている時に触っている(こすっている)
泣いている時って、目からこぼれた涙を拭おうとして、ハンカチやティッシュ、なければ指で目を拭っていますよね?
その時、ちょっと強く目を押さえたり、こすったりしていると思うのですが、それが後から目を腫らす原因になっているんです。
まぶたや目の周りは皮膚が弱く薄いため、ちょっとした力でもすぐに赤く腫れてしまいます。
こすった箇所は、細かな擦り傷の様な状態になっているんですね。
なので、もし泣いてしまったら、涙は目のそばで拭かないで、頬に伝った時にハンカチで拭くくらいがいいそうです。
とはいえ、ボロボロ泣いているのも嫌でしょうから、泣いちゃったら目のすぐ下あたりでハンカチに吸い込ませるようにしてください。
涙が気になっても、まぶたや目の周りは絶対に直接触らないようにしましょうね。
泣いたあとの目の腫れの原因2 涙の塩分でまぶたがむくんでいる
まぶたは皮膚が薄くて弱いので、塩分を多く含んだ涙に長時間触れていると、むくんで腫れてしまいます。
涙って、誰でも経験があると思うのですが、なめてみると結構しょっぱいですよね?
あの塩分が、目を腫らす原因になっていたんです。
ちなみに、涙の塩分濃度はその時の感情によってかわるみたいです。
- 怒っている・悔しい → 塩分濃度が濃くなる
- 悲しい・嬉しい → 塩分濃度が薄くなる
怒っている・悔しい時は感情が高ぶっているので、交感神経が優位に働き、ナトリウムを多く含んだ涙(塩分濃いめ)になります。
逆に、悲しい・嬉しい時には、副交感神経が優位になってカリウムを多く含んだ水分の多い涙(塩分少なめ)になるんです。
感情が昂ぶっている時に流す涙は、交感神経が優位な事が多いので、余計にまぶたには悪いのかも知れません。
その一方で、塩分濃度が少ない涙を大量に流すことも、目の周辺組織との塩分濃度に差が出来てしまうため、目が腫れる原因とも言われています。
それと、水分が多くてむくむだけではなく、泣いた時に目を拭くことによって出来る細かな傷に塩分が入り込んで、腫れてしまうということもあります。
塩分濃度が多い涙も少ない涙も、大泣きすると目の腫れにつながってしまうんですね...
泣いたあとの目の腫れの原因3 泣きすぎて涙腺が腫れている
長時間涙を流すと、まぶただけではなく、涙腺も腫れてしまいます。
たくさん泣くことで、涙腺もフル稼働しますからね。
涙腺は、ちょっとしたことで炎症を起こしたりするデリケートな箇所なので、長時間泣いたり目を拭いたりしていると影響を受け易いんですね。
泣いたあとの目の腫れの予防方法!翌朝も腫れないスッキリするポイント5つ!
泣いたあとの目の腫れの予防法5つ
- 泣く時に目を拭かない
- 泣いたあとは目のケアをする
- マッサージをする
- 寝る時は枕を高くする
- お酒を飲みすぎない
泣いたあとの目の腫れの予防方法1 泣く時に目をこすらない
原因のところでも触れましたが、まぶたや目の周りの皮膚は弱いので、泣いてしまったら、とにかく目をこすらないことです。
ハンカチやタオルで拭く時は、目の下で涙を吸わせる程度にしましょう。
目を上から抑えたり、拭いたりすると後から腫れてしまいますよ。
ある女優さんは、泣いた後に目を腫らせないコツとして、
「泣いたらふかない。泣きっぱなしにしておく」
と言っていました。
泣くシーンの後とか、何回も撮影するので、泣いた後が極力残らないようにする必要があるからだそうです。
泣いたあとの目の腫れの予防方法2 泣いたあとは目のケアをする
目を冷やすのは腫れる前が一番効果的です。
運動したあとのアイシングも、やけどした時に冷やすのも、症状が出る前に対処しますよね?
大げさと思うかもしれませんが、基本的な考え方は同じなんです。
なので、泣いてしまった時は、あとから来る腫れを防ぐ、もしくは軽減するためにも、しっかりケアすることを意識しましょう。
詳しくは、目の腫れの治し方の記事を参考にしてみてくださいね。
泣いたあとの目の腫れの治し方6つ!外出先で簡単にすぐ出来る対処法とは?

泣いたあとの目の腫れの予防方法3 マッサージをする
目の腫れを治すのにも、マッサージは有効ですが、予防する時に特に効果を発揮します。
- 目の周り
- 頭蓋骨の目のくぼみの周囲
- 首筋から鎖骨(リンパマッサージ)
- 目の周りをマッサージ
目の周りをマッサージ
保湿用のクリームをつけて、まぶたや目の下をやさしく撫でるようにマッサージします。
その時、強くこすってしまうのは逆効果なので、指の腹を使って、そーっとなでる位の力加減でやってみてください。
目の周りの骨をマッサージ
頭蓋骨の目のまわりのくぼみのところには、目に良いとされるツボがたくさんあります。
まず、指3本を目のすぐ上にある頭蓋骨のくぼみに合わせて、その指に頭がよりかかるようにして刺激しましょう。
そのときに軽くマッサージするように指を動かすと効果的ですよ。
目の下も、同じように頭蓋骨のくぼみを確かめながら、指を当てて刺激します。
ついでに、目頭と目尻も刺激しておきましょう。
目の周りのくぼみをぐるっと指で押していく感じですね。
ツボの場所は清明など、いくつかあるのですが周囲を一回りやっておけばOKです。
注意点としては、力を入れすぎないこと、清潔な指で行うことですね。
(目の周辺のにあるツボは、骨のところなので、すごい痛いです)
目の腫れに効くリンパマッサージ
目の周りの血行を良くするために、リンパマッサージをするのも効果的です。
指3本使って、耳の後ろ → 首の側面 → 鎖骨まで
これを上から下に向かって撫でるように繰り返しマッサージします。
ついでに、耳の上と目の横が交差したあたり、頭の側面をマッサージしておきましょう。
ここは、側面の頭痛や肩こりの時に痛くなるのですが、頭皮のコリをほぐしておくのも目の腫れ解消には効果的ですよ。
泣いたあとの目の腫れの予防方法4 寝るときは枕を高くする
目のむくみを防止するために、泣いたあとは枕を高くして寝るようにしましょう。
普通に寝る時も枕を使わなかったり、枕が低かったりすると、のために目がむくみやすくなります。
あまり高くし過ぎても首が痛くなったり肩が凝ったりします。
なので、普段使っている枕の上に、バスタオルを畳んで高さ調整するのがオススメです。
その時は、いつもよりちょっと高いかな?くらいにしておくのが良いと思います。
首や肩の血行が悪いのも、目のむくみの原因になるそうなので…
泣いたあとの目の腫れの予防方法5 お酒を飲みすぎない
泣いちゃうくらい嫌な気分の時はお酒を飲み過ぎてしまう事もありますよね?
すでに経験した事があると思いますが、飲み過ぎると、泣かなくても翌朝に目が腫れる事を覚えておきましょう。
先程の枕の話と同じく、飲酒も目のむくみの原因ですから、いつも以上に注意が必要ですよ。
なので、教や目の腫れなんかどうでもいいや!という時以外は、お酒もほどほどにしておきましょう。
お酒を飲むと、水分がたくさん必要になりますが、二日酔い防止で水分補給をすると、どうしてもむくみやすくなりますよね。
二日酔い対策やアルコールの分解のためには必要な水分ですが、取りすぎると目の腫れの原因にもつながります。
泣いたあとは普段よりも腫れやすいので、夜はお酒よりもノンカフェンの飲み物でリラックスするのがオススメですよ。
さいごに
いかがでしょうか?
泣いたあとの目の腫れがどうして起きるのか、わかって頂けたと思います。
ちなみに、ここにある予防方法を試してみても、翌朝完全にスッキリするかどうかには個人差があります。
でも、これらの方法を試しておくことで、パンパンになった目が治りやすくなったり、腫れている時間が短くなったりと、必ず効果は出るはずです。
なので、泣いてしまった日の夜は、今回ご紹介した方法を試して、是非スッキリした朝を迎えてくださいね!
※朝起きてダメだった時は、こちらの方法をどうぞ。
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