「パパ、釣りした事ある?こんど釣りに行きたい。」
いつもは『どうぶつの森』でひたすら釣りをしている息子から、めずらしくアウトドアのお誘いがありました。
息子はあまり運動が好きでは無いので、こういうお願いは珍しいんです。
せっかく興味を持ってくれたので、一度は連れて行ってあげなくては!と思ったのですが、
私も小学生の時にやったきりでほとんど覚えていません...
「そもそも釣りってどうやるんだっけ?」
ということで今回は、釣り初心者が子供と一緒に海釣り遊びするための竿や道具のセットなどについて、ふれてみたいと思います。
私が実際に感じたことを書いていきますので、これから子供と一緒に海釣りをしてみようと思う釣り初心者のパパママは是非、参考にしてみてくださいね。
釣り初心者の竿はどんなものがいい?
これから釣りを始めよう!という初心者の方に多いのが、竿や道具をどこまで揃えるか?という心配ですよね?
自分もわからないなりに準備をしてみたのですが、子供とワイワイ楽しむ程度であれば、本当に最低限の道具で大丈夫ですよ。
私もちゃんと釣れましたし。
釣り初心者も知っておこう!釣り方によって竿は変わります
まず、釣り竿の選び方の前に、簡単に釣り方の種類に触れておきますね。
なぜかというと釣り竿を購入する時には、その竿にはちゃんと用途が書いてあるからです。
釣りの仕方は細かく分けるといろんな種類があるのですが、一般的にはこの3つになります。
- サビキ釣り
- 投げ釣り
- ルアー釣り
それではさくっと説明しますね。
サビキ釣り
釣り糸の途中に餌を入れたカゴをつけて、その下に疑似餌と呼ばれる偽物の餌と釣り針がついているものを垂らして、餌に集まってきた魚を釣る方法です。
岸壁で投げないで釣っているのはこのやり方が多いですね。
投げなくていいので初心者にも向いていると言われています。
投げ釣り
釣り糸に仕掛け(おもりと釣り針)をつけて、釣り針にはイソメなどの餌をつけた状態になります。重りの遠心力を使って、仕掛けを遠くに飛ばして、少しずつリールを巻いて引き寄せながら魚を誘う釣り方です。
上手な人は100メートル以上飛ばして大漁を狙いますが、初心者はちょい投げと呼ばれる、数十メートル先に飛ばす程度で十分楽しめます
この程度なら小学生でも出来ます。30年ぶりに釣りをした自分にも出来ました。
注意点は、仕掛けにつける餌のイソメがかなり気持ち悪いことですね。
うちの息子はとても喜んでいました。さすが男の子。
ルアー釣り
釣りをしたことのない人も知っているかもしれませんが、ルアー釣りは餌の虫や魚に見立てた釣り針のついたものを投げて、竿で動かしながら、生きているように見せかけて魚を誘う釣り方です。
練習すれば初心者でも楽しめますが、他の釣りに慣れてからの方が良いかもしれません。
自分はやったことが無いのですが、生きた餌を使わなくて良いので、そういうのが苦手な方にはおすすめだと思います。
釣り初心者の竿は安価な万能タイプがおすすめ!
私が今回購入する時に意識したのは、以下の3つのポイントです。
- 値段が安い竿とリールのセット
- 小さい子供でも扱えるサイズ
- サビキ釣りも投げ釣りにも使える
なので、店舗で購入する場合、安いセットを買おうとした時、
「こんなおもちゃみたいなの買ってもダメだよ。これくらいの買わなきゃ!」
とか言われるのがイヤでアマゾンで購入することに。
釣り関係の道具が一切無かったので、セット品を購入することにしたんです。
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実はそれが失敗の元だったのですが...
理由は下に書いた を読んでみてください。
ちなみに、今買うとしたらこちらがいいと思います。
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先ほど同じく、竿とリールはセットですが、余計なものが付いていません。
サビキ釣りも、投げ釣りも、ルアーにだって使えちゃいます。
ということで、悩んでる方は竿とリールとバックのシンプルなセットをおすすめします。
その他は、個別に揃えていったほうが余分なものがなくて良いですよ。
あと、釣り竿とリールから伸びた糸を道糸というのですが、道糸と仕掛けをつなぐのは金属製のサルカンと呼ばれるものになります。
→ ここに貼る(サルカンの画像)
サルカンは100均にも、釣具店にもあるので、どこで買ってもいいのですが、釣り竿と仕掛けをつなぐものになるので、海についてすぐに釣りを始められるように、事前に購入して道糸に縛っておくことをオススメしますよ。
あと、当日の早朝の支度はやめましょう。
糸が絡まってパニックになって、危うくその日の釣りを断念しそうになりました。
(でも息子のためにがんばってほどきましたよ。1時間かかりましたけどね...)
釣り初心者が持っていくべき道具は何?
子供と釣りに行くときは、何度も言いますが、あまり気合を入れて準備をしない方がいいです。
釣れないと、つまんないとか、帰りたいとか言いだしかねないので…
なのでまずは様子を見るためにも最低限の準備だけをして、釣りに出かけてみましょう。
ということで以下に簡単にまとめてみました。
事前に準備するもの
- 釣り竿
- リール
- 水くみバケツ
水くみバケツは、手を洗うようの水として海水を汲んだり、魚をいれたりします。
安いやつでじゅうぶんなので、ロープ付きの折り畳めるタイプが使いやすかったです。
→ ここに貼る(画像もしくはアマゾンリンク)
当日釣り具店で購入
- 仕掛け
- 餌
仕掛けはサビキ釣りもしくは投げ釣りで変わるので、その日に何釣りをするかで餌と一緒に購入しましょう。
あったほうが良いと思ったもの
- 軍手
- タオル(使い古しでOK)
- クーラーボックスと保冷剤
- 飲み物
- 餌箱
- 針外し
軍手は釣れた魚から針を外す際、魚を掴む時に使うと滑らなくて便利です。
たくさん釣れて、持って帰りたいなら、バケツよりもクーラーボックスがあると良いでしょう。
まだまだ本格的に始めないなら、100円ショップに300円位で発泡スチロール製のものが売られていますよ。
餌箱、針はずしは、あれば便利ですが、こちらも100円ショップでも売っています。
釣りにハマったら、本格的に購入を検討してみましょう。
その他、子供との釣り遊びにはレジャーシートとか、いろいろ便利なものがあるのですが、それはまた別の記事で詳しく書きたいと思います。
実際にでかけた時に必要だと感じたものがいくつかあったので。
→ 画像(よさげなもの)
このように、釣り初心者は、まず本当に簡単な準備だけでもOKです。
実際にやってみて、自分が楽しい、子供もまた行きたい!と思ったら少しずつ道具を増やしていけばいいんです。
だって、本格的に用意しても面白くないな、と感じたら買ったものが無駄になっちゃいますからね~。
おまけ:釣り初心者はアマゾンの釣り竿と道具のセット品に注意!自分が買って後悔したときのこと
※以下は自分が実際に購入して感じたことです。参考にしてみてください。
釣りに行く前日、アマゾンから注文した釣り竿とリール、そのほか道具の入ったセットが届きました。夜遅かったこともあり、中身をちょろっと確認したあとは、
「これがあれば釣れるから、明日の早起きに向けてもう寝よう」
と言い、その日は特に準備をしませんでした。
翌朝、実際に届いたセットをみた私の感想は、
「何だこれ?」
「これは何に使うのだろう…」
といった道具ばかりでした。なんかへんなもんがゴロゴロしてる...
このセットには、同梱しているものの名前も使い方も、一切書かれていなかったんです。
知識のある人なら良かったのかも知れませんが、物によってはネットで検索しても使い方はおろか、名前すらわからないものもありました。
実際のところ、動画を見ながらかろうじて道糸の先にサルカンを結ぶところまではやりましたが、その先はわかりません。
あとは当日釣り具店で店のおじさんに、竿を見せて、
「こういう簡単なセットしかないんですけど、浜でちょだけ投げ釣りしたいんですが…」
と聞いてみました。
すると、
「大丈夫。竿とリールがあれば、これに餌つければ良いよ。」
と280円の舟釣り用のキスの仕掛けを勧めてくれました。
中身は、おもりが一つと、仕掛け糸に釣り針が2つくっついているのが2組のものでした。
あまりにもシンプルな物だったので、正直なところ
「マジかよ…これだけで釣れるの?」
とも思いましたが、本当に釣れました。竿とリールがあれば、あとは現地調達でいけます!
ありがとうおじさん!次回も行きますね!
おじさんの書いてくれたメモを再現するとこんな感じ。
子供と行く海釣りは安全な場所を選ぼう!
子供と一緒に釣りに行く時、注意したいのは何よりも安全な場所へ行くことですね。
オススメは、岸壁に柵のある海浜公園の様な場所でのサビキ釣りや、浜でのチョイ投げと言われる、短い距離での投げ釣りです。
自分の場合、息子の注意力が散漫?なのでなるべく柵のない岸壁や岩場のような場所には釣れて行きたくなかったんです。
普段様子を見ているママも「岸壁はダメ!」と言っていました。
とはいえ、ライフジャケットもデカくて身につけるのが大変だったり、手動で紐を引っ張ってふくらませるタイプだと、いざという時に子供に扱えるか心配だったので...
なので、今回は波打ち際で転んでもお尻が濡れるくらいで済むような浜でのチョイ投げ釣りを選んでみました。
さいごに
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