ママ「コラ~!どうして何回言ってもこんなことするの?」
子供「うえーん!うえーん!だって...」
子供がいる家庭ではほぼ毎日、子供は同じ事で怒られて、ママは同じお説教を繰り返していますよね?
ママの顔をみてみると、横顔がかなりグッタリしています。ストレスが溜まってしまうのも無理はありません。
パパが会社で受けたストレスは、飲みに行ったり趣味をしたりして、うまく発散が出来るかもしれませんが、子供がべったりのママにはなかなかストレス解消出来ませんからね。
ママ友と出かけるにしてもお互いの都合が合わなければ出来ないし、あとはママの社交性とか子供の性格とか、なかなか難しいところだと思います。
なので今回は、我が家のママの子育てイライラ解消法についてご紹介したいと思います。
この方法を試したおかげで、子供の事でイライラがピークに達した時も、スッキリした気持ちで子供に接することが出来るようになりました。
お出かけ不要、特別なものも不要、お金もかかりませんから、ホントにオススメですよ!
では、一緒にみていきましょう。
子育てのイライラ解消法
これが我が家の子育てイライラ解消法です。
・子供の写真をみる
・泣ける映画をみる
「あれ?地味だな...」と思ったでしょう?
そうです!地味なんですよ。でも、ちゃんとした理由も効果もありますから、安心してみていってください。
子供の写真をみる
我が家ではこれに勝る方法はありません。
数年前の富士フィルムのCMで、小田和正さんの曲に合わせて、家族や親しい人の幸せそうな画像が流れるものがありましたよね?
イメージ的にはあんな感じです。
- お説教をしても効果がない
- 何度言っても約束を守らない
- とにかく言うことを聞かなくて困らせる
子育てのストレスが溜まって、本当につらいと思う時は、誰でもあると思います。
そんな時は、昔撮った子供の写真を眺めてみましょう。
生まれたばかりの赤ちゃんの時、歩き始め、幼稚園の入園など、成長していく子供の姿を写真で見ていく内に、
「ああ、この子はこんなにかわいい顔をする。」
「この頃は手がかかって大変だったなあ。うちの子もしっかり成長しているんだ。」
と、ほっこりしてきます。
そうすると、生意気だったり困らせたりのせいで、さっきまでは「あのガキ!」と思っていたのが、
「うちの子やっぱり一番かわいい!」って気持ちに変わりますよ。
あの頃は良かった。なんて思っちゃう場合もあるかもしれませんけど...
それでも、子供と共有した楽しい時間を思い出すことで、子育てが辛いばかりでは無い事を再認識させてくれます。
あと、反抗期が始まっているお子さんと一緒にその画像を見ている場合は、
「あーあ、この頃は可愛かったのに。」という感想はダメですね。ムッとされます。
「ほら、やっぱり顔似てるよね。この頃から可愛かったんだよ。」
という言い方をしてみましょう。
『昔のほうが良い』なんて、反抗期という火に油を注ぐようなものですから。
逆に、今でも大切に思っているという事を、言葉でしっかり示してあげることで、大事にされているという安心感を与える事が出来ますよ。
ちなみに、普段から写真立てとかに入ってる写真では目につく機会が多くて効果が薄いです。
とっておきの写真は飾るばかりではなく、しまっておいてここぞという時に見るのも効果的ですよ。
スマホの待受は、『可愛い写真』『バカっぽい写真』
癒やしの写真は、『思い出の一枚』
こんな感じで使い分けると良いのではないでしょうか。
泣ける映画をみる
感動する本や映画をみて涙が出ると、実はものすごく身体に良いんです。
主な効果として、
- 緊張のほぐれ
- ストレス解消
- 免疫力強化
といったことが期待出来るそうです。
そんなの本当に効くの?って自分も疑っていたんですが、試したら本当に効果がありました。
観終わった後にふと気が付くと、すごくスッキリした気持ちになっていたんです。
ちなみに小説でも全然良いんですけど、私の妻は活字が苦手なので映画にしています(勧めてプレゼントした本もページを開いた形跡が無いし)。
更に、
字がダメ=洋画は字幕を追うのが大変 → 感情移入出来ない
ということで、集中して見るには邦画が良いようです。
それに、生活環境も同じ日本の方が、共感出来るシーンも多いんじゃないでしょうか。
- うさぎドロップ
- そして父になる
- 八日目の蝉
※有名なものばかりなので、『もう観たよ!』だったらすみません...
もし観てないものがあったら是非!ものすごく感情を揺さぶられますよ。
うちの嫁なんて『八日目の蝉』観ている時なんて、目ん玉壊れたんじゃないかと思うくらい泣いてました。
(予告編みただけでやべえ...)
子育てにお疲れのパパ・ママには是非、泣いて頂きたい?ですね。
ちなみに、字幕が気にならない場合は、当然ですが洋画にも良いものがたくさんあります。
TUTAYAに行けば、『家族で泣ける特集!』とかのコーナーや、そういうPOPがついてるものがあるので、簡単にみつかりますよ♪
さいごに
今回お伝えした方法は2つとも、特別なものではありません。
映画も写真も、自分の記憶の中にある、子供からもらった思い出を引き出す為の鍵なんです。
私は、自分の子供からストレスを感じても、その子からもらった思い出が必ず癒やしてくれると考えています。
子供は親の愛情を受けて育ち、親は子供を愛しいと感じる度にたくさんの思い出をもらっていますよね。
あなたも、子供が日々見せてくれる成長の喜びや、ふとした時の優しさなど、多くの幸せを感じているはずです。
私は(妻も)、これに勝る癒やしは他に無いと思っています。
それと、子供が寝静まった後、夫婦で写真を観たり、映画鑑賞をしたりすると、自然と会話も増えます。
もし会話が苦手でも、その場に言葉が無くても共有できる感覚があると思うんです。
初心に帰るなんてえらそうな感じですが、子供の生まれた時や、ハイハイした時の事を思い出すと、
「この子も、大人を困らせるくらい大きく成長したんだな。」
と思えるのではないでしょうか。
子育ては本当に大変だと思いますが(実感しています)、無理のない程度に頑張ってくださいね。
コメント