ぬか漬けって美味しいですよね。
発酵食品なので乳酸菌も豊富だし、
ぬかのおかげで、栄養もたっぷり。
私も居酒屋に行くと必ず注文します!
でも、毎日混ぜるのが面倒だったり、
臭いが気になったり。
それに、せっかく作っても、あんまり美味しくない...
それなら、
実家のばあちゃん監修+自力で調べた知識 を元に、
パパでも作れる、簡単な作り方を教えちゃいます。
読み終わったら、ぬか床を作りたくなちゃうかも?
簡単なぬか床の作り方!容器はタッパーが便利!
まず、基本的に、
ぬか床はスーパーに売っているもので充分です。
最近では、色々な種類のぬか床が売られていて、
だしの成分が入ったものや、最初から保存容器に入ったもの
など、便利なものも多いですけどね。
ただし、そういったものは結構、値段が高く、
失敗するかもしれない初心者には、ちょっともったいないし、
ぬか床が減ってくれば、継ぎ足す必要があります。
なので、とりあえずお手頃なものを買ってくればOKです。
まずは、袋の表示通りにぬるま湯や、塩を混ぜて準備します。
(以下、これをぬか床とします)
そして、保存容器は、タッパーにして下さい。
ぬか床専用の、高価な容器も売っていますが、
100均やホームセンターのものでも十分使えます。
選ぶときには、混ぜやすい、深めのタイプが便利ですよ。
用意するもの
・ぬか床(適量)
・タッパー(ぬか床の量に合わせて)
・だしの出るもの(干し椎茸や昆布など)
・捨て野菜(きゅうり、人参、大根の葉など)
・鷹の爪(乾燥とうがらし)
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作り方
- 保存容器の底にだしの出る素材を置いてぬか床をかぶせる
- 捨て野菜を水洗いした後、水気を拭いて軽く塩もみする
- 1の上に2を置いて、さらにぬか床をかぶせて覆う
- 鷹の爪を刺すように漬けておく
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これで、下準備は完成です。捨て野菜は、1日位漬けたら
新しいものと交換します。
最初はなるべく、1日1回、上下を入れ替えるように混ぜあわせます。
何日か繰り返していると、味が馴染んで塩辛さが和らぎ、
旨味がついてきます。(完成まで大体10日位です)
だし用素材の分量は適当で構いませんが、
ぬか床800gに対して、
昆布5センチ四方1枚、干し椎茸1個、鷹の爪2本(種なし)
位を目安にしてみましょう。
しいたけは、砕いてしまえば混ぜあわせても良いですし、
昆布は何日か漬けたら、食べてしまっても、
放っておいても、大丈夫です。
容器ごと冷蔵庫に入れれば失敗なし!
ぬか床は、毎日混ぜ返すのが理想だそうです。
でも、仕事で帰りが遅くなったり、
次の日の朝は、遅刻しそうになったり、
毎日絶対混ぜるなんて、ちょっと大変ですよね?
そんな忙しい方にオススメなのが、
ぬか床を、冷蔵庫にしまって保管する方法です。
これなら、2~3日に一回混ぜるだけでも大丈夫ですし、
(最初の5~10日位は毎日混ぜるのが理想ですが...)
何より、温度変化が無いので、傷みにくく、雑菌の繁殖も抑えられます。
混ぜるときにも、手を綺麗に洗いましょうね。
いろいろと忙しくて、手が汚れるのがイヤ、という場合は、
ビニール袋に手を突っ込んで、かき混ぜるのも楽ですよ。
漬けるときにも季節によって、冬は長め、夏は短め、とか、
時間調整する必要が無いのも、会社勤めのパパさんには
ありがたいですよね。
美味しい漬物の食材はコレ!
[icon image=”finger1-r”]定番の野菜
- きゅうり なす カブ にんじん
[icon image=”finger1-r”]ちょっと珍しいオススメ野菜
- キャベツ セロリ 長芋 パプリカ アスパラ みょうが
※長芋とパプリカは居酒屋で食べましたが、特にオススメです。
生で食べられる野菜なら、ほとんどイケるみたいですね。
[icon image=”finger1-r”]美味しいという噂の食材
- そのまま食べる → トマト ゆでたまご チーズ 巨峰
- 焼いて食べる → 水切りした豆腐 豚ロース 魚の切り身 切り餅
※トマトと巨峰はちょっと勇気が入りますが、
半熟のゆでたまごを漬けたら、煮玉子みたいでうまそうだなぁ...
漬ける時間の目安は、冷蔵庫なので冬の外気温を目安に、
きゅうりやカブの場合で、大体、1日位としましょう。
ぬか床の塩分によって変わるので最適な時間を見つけて下さい。
ちなみに、変わった食材をつけるときには、
水分や、臭いが出る可能性が高いので、
変わり種専用の容器を用意して、漬けるようにしましょう。
ジップロックとか、小さめのタッパーとかに、
入れて空気を抜けば少量のぬか床でも漬かりますよ。
日々のお手入れ やり方は?
ぬか床が育って、美味しいぬか漬けが出来るようになると、
結構愛着が湧いてきますよ。
冷蔵庫で保管しているので、
「毎日欠かさずかき混ぜないと、ぬか床が傷んでしまう」
なんてことはありませんが、
なるべく様子をみながら、大事に育てていきましょう。
ぬか床によくあることと、対処法についてまとめてみました。
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- ぬか床が柔らかくなったら、炒りぬか10:塩1で調整する
- 漬物が酸っぱい時は、塩を加えて様子を見る
- 漬物が塩辛い時には炒りぬかを加えて調整する
- 1ヶ月に1度は、昆布、干ししいたけ、鷹の爪を追加する
- ぬか床の表面が白くなったら、塩を加えて混ぜる
- カビが生えたら、厚めに取り除いて容器を洗い、塩を加えて混ぜる
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白い膜は、産膜酵母といって、乳酸菌と仲良しなので、
ぬか床に悪さをする訳ではありません。
増えすぎると、臭いが出るだけなので、膜が出たら
全体を混ぜ合わせましょう。
それと、新しいぬかを足した時には、最初よく混ぜたら、
その後は、2~3日触らずに放っておいて下さい。
酸素が少ないほうが、乳酸菌が増えやすく、雑菌の繁殖が抑えられます。
また、旅行などで、長期間家不在になる時には、
表面に、塩をかぶせるように、まぶしておけば1週間位は
持ちますし、いよいよになったら、ぬか床は冷凍してもOK。
冷凍して冬眠状態になったぬか床は、解凍すれば復活し、
また活動を再開してくれますよ。
いかがでしたか?
やってみると結構簡単でしょ?
お酒のおつまみや、ご飯のお供に、
是非、試してみてくださいね。
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