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急性アルコール筋症(アルコール性ミオパチー)の症状!治療は何科?ビタミンが効くの?

急性アルコール筋症(アルコール性ミオパチー)の症状 二日酔い

 
「お酒を飲むと、急に顎のつけ根がすごく痛くなるんだよね。」
「飲んだ翌日って、二日酔いの筋肉痛になるんだよー。」

あなたもこういう症状を経験したことがあると思います。

私の場合、飲酒時に顎の痛みがけっこう頻繁に出た時期があったので、気になっていろいろ調べてみました。

すると、この痛みは急性アルコール筋症(アルコール性ミオパチー)といって、飲酒時に筋肉がダメージをうけることによって発症するものだったんです。

今回は、この症状についてです。

病院に行く必要や何科を受診すべきか?ビタミンが効く?といった疑問についてみていきたいと思います。

同じような症状に悩んでいる方、この痛みの正体が知りたい方は是非、読んでみてください。

疑問が解決してスッキリすると思いますよ!

 

 

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急性アルコール筋症(アルコール性ミオパチー)とは?

 

急性アルコール筋症(アルコール性ミオパチー)とは、アルコールの摂取により筋繊維が部分的に破壊されてしまう症状です。

体内では、肝臓がアルコールを分解する際に、水分やミネラル、ビタミンといった栄養素を消費します。

その際に、本来筋肉を維持する為に必要な分まで使ってしまうことで発症します。

 

筋肉も、合成や維持をするためにはたんぱく質だけでなく、ミネラルやビタミンが必要なんです。

それを、アルコールの分解にもっていかれてしまうので、維持できなくなった筋肉がダメージを受けてしまうため、その症状として筋肉の痛みが出てしまうんですね。

 

飲酒による筋肉痛は急性アルコール筋症(アルコール性ミオパチー)だった!

 

急性アルコール筋症(アルコール性ミオパチー)は、腕や足に発症すると、運動したあとの筋肉痛によく似ています。
急性アルコール筋症(アルコール性ミオパチー)の症状
当然ですが、運動をした訳ではありませんので、筋肉は強くなりません。

運動後の筋肉痛のは、超回復と呼ばれる筋肉繊維の強化と修復が行われるのですが、アルコール性ミオパチーの場合は、筋肉が壊れるだけですからね。

 

なのでこの症状が続くと、筋肉は増えるどころか痩せ衰えてしまうんです。

 

ちなみに、アルコール筋症には急性だけではなく、慢性型もあります。

慢性型は、急性アルコール筋症の症状が長く続くことによって、筋力低下や筋の萎縮などの影響が出てきます。

アルコール依存症の方は痩せていることが多いのですが、これも一因だそうです。

お酒ばかり飲んで、食事がしっかり摂れてないだけではなく、アルコールが原因で筋肉の合成や維持が出来なくなるなんて、恐いですよね...

 

とはいえ、飲んですぐの顎の痛みや二日酔いの筋肉の痛みは急性アルコール筋症です。

一時的なものなので、そんなに心配する必要はありません。
でも、飲み過ぎが続けば、いずれは慢性の症状に繋がってきますので、やはりお酒は程々にしておきましょうね。


急性アルコール筋症(アルコール性ミオパチー)になりやすい人はいる?

では、急性アルコール筋症になりやすい人っているのでしょうか?

基本的には、どんな人でもなる可能性があります。なりやすいかどうか?については諸説ありますが、

やはりお酒に弱いとか、よく飲むといった人はなりやすいようです。

 アルコール性ミオパチーになりやすい人
  • アルコールに弱い人
  • いつも飲みすぎてしまう人
  • 毎日お酒を飲む人
  • アルコール依存症の人

 

一番注意したいのは、もともとお酒が飲めなかった人が、飲んでいるうちに酔いにくくなって、強くなったと勘違いしているケースですね。

お酒は飲んでも強くはなりません。

アルコールに対する反応が鈍くなっているだけで、分解する力は弱いままなのです。

なので、そういう方はアルコール性ミオパチーになりやすいという事を意識して、上手にお酒と付き合うようにしましょう。

 

疲れている時や睡眠不足の時は要注意!

 

私の経験上、疲れている時や睡眠不足の時などは、特になりやすいです。

 

特に、顎のつけ根のところが痛むことが多いのですが、その時は痛すぎて酔いが冷めてしまうほどです。

ふだんと同じ様に飲んでいるだけなのに、突然あごが痛くなって、「イテテテ」と姿勢が固まってしまいます。

まあ、痛いのは長くても10分くらいなので、我慢しているうちに自然と治まるんですけどね。

 

最近では家族も慣れてしまっていので、「パパまた痛くなってるよ」と放置されています...

 

飲酒後のうたた寝も急性アルコール筋症になりやすいよ!

 

あと、あなたも経験があるかもですが、酔っ払って横になっている時に、腕などが身体につぶされて圧迫された状態になっていると、血流が悪くなって発症しやすくなります。

腕の圧迫はよくある原因のひとつです。注意してくださいね。

 

酔っていると変な姿勢のまま寝てしまう人がいますが、すごい痛くなってしまうこともありますから、起こすか、身体に負担がない姿勢に直してあげてください。

あなたも、二日酔いの筋肉痛がひどい時は、こういう状態で寝ていたかも知れませんよ...

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急性アルコール筋症(アルコール性ミオパチー)の治療は何科がいい?

 

急性アルコール筋症(アルコール性ミオパチー)は、通常なら短時間で回復する事が多いので、病院に行く必要はありません。

でも重度の場合、横隔膜など呼吸に関係する筋肉に症状が出てると、呼吸困難などの症状があらわれることがあります。

 

こうなると、救急車を呼ぶレベルですが、そのほかにも関節痛や筋肉が痛くて立てない、歩けないなどの症状が出ることもあります。

 

その場合、「病院は何科を受診すればいいか?」という疑問が出てきます。

今までの説明でお分かりだとは思いますが、原因はアルコールなので、迷わず内科を受診しましょう

 

診察する時には、飲んだ時間や量などを聞かれますので、わかる範囲で詳しく伝えて下さいね。

だいたい怒られると思いますが、それはおとなしく聞いておきましょう。

重度の場合でなければ、本来特別な治療は不要ですが、ひどい時は点滴やビタミン剤の処方などをしてくれるようです。

(二日酔いで病院に行くと治療として点滴打たれます。二日酔いがひどいと、お医者さんも自分にも打つそうです)

 
ちなみに、以前の記事で、飲酒による顎の痛みの原因!急性アルコール筋症の治し方や予防方法は?という事で、急性アルコール筋症(アルコール性ミオパチー)の予防法などについて詳しく触れています。参考になると思いますので、是非読んでみてください。


 

さいごに

 

急性アルコール筋症(アルコール性ミオパチー)ってけっこう身近な症状だったんですね。お酒を飲んだ時の顎の痛みも、筋肉痛も、どちらもこれが原因とは思いませんでした。

お酒を飲むと、体のいろんなところにダメージが残ります。二日酔いの時は「もう飲まない!」なんて思うくらいつらいですし...

とはいえ、美味しく飲むお酒はなかなか止められません...

そのときには、今回の記事(リンク先も)を参考にしながら、飲み方やおつまみを工夫してみて下さい。

そうすれば、予防にもなるし、症状の改善にもつながりますから。

でも、いちばん大事なのは、飲み過ぎ無いことです。お酒と上手に付き合っていきましょうね。

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