「ぱぱー。はなじ出たー。」
子供の鼻血って突然出る時ありますよね。
転んだり、のぼせたり、ということで
鼻血が出る時はまだ、分かるのですが、
理由がわからなくて急に出るとびっくりします。
子供が小さくて慣れていない時には、
突然血がポタポタ垂れて、服が血だらけになると、
「うひゃあ!」
となって、かなり慌ててしまいました。
そんな時でも、最近は結構手慣れてきたこともあり、
慌てずビシッと対処しています。
今回は、
子供の鼻血(大人も有効)の正しい止め方
についてお話したいと思います。
爪はこまめに切って
よくあることだと思うのですが、
子供はあんまり鼻をかみません。
「すん すん」って、
鼻をすすっている事が多いですよね。
そのまま寝てしまうと、鼻水は固まり、
中で詰まってしまいます。
大体、子供って無意識に鼻をほじって、
パパやママに止められますよね。
子供は寝ている時にも鼻が苦しくて、
鼻をほじっていることがよくあります。
そうすると、寝ぼけて手加減しないで
グリグリ突っ込むし、止める人もいないので、
鼻の穴の中を爪で傷つけて、鼻血を出してしまいます。
普段から子供の爪は短く切っておきましょう。
ウチもよく鼻血出して、原因がわからなかった時、
人差し指が血だらけ...なんて事もよくありました。
間違った対処法に注意!
では、どのような対処法で鼻血を止めれば良いのか、
説明したいと思いますが、その前に、
よくある間違った方法について、お話したいと思います。
間違った対処法
- 横に寝かせる
- 上を向いて首をトントン叩く
- 脱脂綿やティッシュを鼻に詰め込む
鼻血が出た時には、休ませようとして、
横に寝かせたり、鼻から垂れないように、
上を向かせたりしますが、これは両方ダメです!
こうしてしまうと、血が気管に入ってむせてしまったり、
口の中に流れ込んで、気持ちが悪くなってしまいます。
(ひどいと吐いてしまう子もいるそうです。)
あと、脱脂綿は詰め込んでしまうと、
後で取り出すときに、鼻の中で固まった血を
剥がしてしまうということで、やってはいけないと
言われています。
自分が小学生の時、保健室の先生も、こんな感じで
正しくない対処法を行っていました。
上むいて首トントン叩くなんて、一番ダメです。
無意味、というより、むしろ逆効果、
よけいに血が止まらなくなってしまいます。
絶対にやってはいけません。
正しい鼻血の止め方
鼻血の正しい止め方
- 座らせて、正面を向かせる。傾けない
- 鼻の真ん中を指で強めにつまむ
- 氷嚢やタオルを冷たい水で冷やして鼻に当てる
- そのまま15分位休ませる
鼻血が出ている箇所が、鼻の真ん中位なら、
(キーゼルバッハ部位というそうです)
キュッと、つまんで、圧迫止血するのが有効です。
ただし、もっと奥の方から出血している場合には、
鼻をつまんでも、圧迫効果が無いため、
鼻を冷やし、血管を収縮させて止血させます。
冷やして止める方法は、どの部位にも有効なので、
子供が嫌がらなければ、圧迫と併用してあげると
効果的ですよ。
(冷たいタオルで鼻をぎゅっと押さえます)
あと、やってはいけないと言われている
「鼻にティッシュを詰める」
というやり方ですが、自分の経験では、鼻の穴より小さく丸めて、
ちょっと差し込んでおくのは大丈夫です。
両手も自由になるので、楽ですしね。
(ずっと鼻つまんでると、痛がって暴れるかも...)
外出先で鼻血が出た時には、詰め込み過ぎないように
そっと抜き差しが出来る太さなら、有効な方法だと思います。
あると助かるオキシドール!
鼻血が出ると、子供が着ていた服や、
寝ていた布団、枕などにポタポタと
血が垂れて汚れてしまいますよね。
血液は洗ってもなかなか取れず、
水で濡らしてこすっても、茶色いシミが
薄く広く広がってしまいます。
そんな時には、
血が付いたところをオキシドールで拭いて下さい。
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「シュワシュワー」
っと血液とオキシドールが反応して、
血のシミが消えていきます。
さらに、頑固な汚れの場合には、
水で2倍に薄めたマジックリンを塗ればOK。
これで、洗濯機で普通に洗うことが出来ます。
まとめ
鼻血が出たら
- 普通に座らせる
- 鼻の真ん中をつまんでおさえる(15分)
- 出血が奥の方なら、鼻を冷やして止血
- その間に、オキシドールで血を拭く
- さらに、2倍に薄めたマジックリンを塗って洗濯機へ
これで、OKです。
おとなしくしている間は、
「大丈夫だよ。」
って、声をかけながら、一緒にテレビを見たり、
絵本を読んであげてください。
そうすれば、鼻血はすぐに止まりますよ。
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