外出先から会社に戻ると、
「◯◯さんよりお電話がありました。」
というメモが。
「ああ、この間の見積の件かな?」
綺麗な字のメモを見ると、その事にスッと気持ちを向けられます。
でも、子供よりも汚い字で書いてあると、
「何だコレ!すげーな...」
とちょっとびっくりしてしまいます。
伝言メモ程度なら良いのですが、芳名帳や宛名書きなど
「字が汚くて恥ずかしい。」
「書くのが難しい。」
なんてことありませんか?
すぐに上手に字が書けるコツ!教えちゃいます。
綺麗な字を書くコツ 基本を守ろう
綺麗な字を書くときのコツは
- ゆっくり、丁寧に書く
- 「とめ」をきっちり守る
- 書き順を守る
- 漢字は気持ち大きく、かな文字は気持ち小さく
- 迷いなく書く
などが、挙げられます。
[icon image=”point-b-bk”]ゆっくり丁寧に書く
まず、最低限のルールとして、綺麗な文字を書きたいのであれば、書き順を守って、丁寧に書きましょう。
もし時間がかかってしまったとしても、それだけで、いつもより綺麗に書けているはず。
汚い字は早さ重視で雑な事が多いです。
[icon image=”point-b-bk”]「とめ」をきっちり守る
それと、習字の先生は、
「とめ、はね、はらい を意識しましょう」
と教えます。
実際には「はね」「はらい」は結構難しく、大人でもしっかり書けない人が多いようです。
(自分は自信がありません...)
なので、まずは「とめ」を意識してください。
これだけでも読み手は丁寧な印象を受けます。
[icon image=”point-b-bk”]漢字は気持ち大きく、かな文字は気持ち小さく
あと、字を書いた時のバランスとして、
漢字は少しだけ大きく、かな文字はやや小さめ
を意識して書きましょう。
よく、画数の多い字が大きくなったり、縦に広がったりするのを見かけますが、かなりカッコ悪いです。
でも、そういう難しい字を小さく書くのって大変ですよね?
なので、漢字は基本的にどれも大きめ、ひらがな、カタカナは若干小さめを意識すれば、バランスよく文章が書けますよ。
[icon image=”point-b-bk”]迷いなく書く
最後に、字を書くときに迷いは禁物です。
よく、封筒に宛名書きをしたり、結婚式などの、芳名帳を書くときに、
普段より下手な字を書いてしまう人がいます。
コレは、住所を気にしたり、書くときに曲がってしまわないか、心配になっているせいですね。
対策として、封筒に書く前、結婚式の前日など、事前に裏紙などに書く内容を練習しておきましょう。
迷いのある字は歪みますよ。
六度法で更に上達しよう
また、きれいな字を書くことに興味が出て、
「もっと上手に書きたい!」
と思うようになったら、さらに、以下の3点について、気をつけてみてください。
- 等間隔
- 右肩上がり
- 重心は右下
コレは、富澤 敏彦さんという、字を書く事を教える専門家が、
生み出した6度法という、上達方法で、習字のように
お手本となる文字を、延々模倣するのではなく、技術として、綺麗な書き方を学ぶ、というものです。
[icon image=”point-b-r”]等間隔
まず、「車」「事」など、横線を複数書く場合、
平行で等間隔になることを意識します。
角度、間隔、両方がバランス良くなるように書きましょう。
コレは点を打つときも同じです。
例としては、まさに「点」という字の、
右下がりの3つの点は、等間隔だと綺麗ですよね。
[icon image=”point-b-r”]右肩上がり
次に、文字を書くときには
左から右に向かって、斜めに上がっていくように
書いて下さい。
(角度で、大体6度程度)
これだけでも、劇的にカッコイイ、綺麗な字に見えてきます。
[icon image=”point-b-r”]重心は右下
最後に、「大」「人」など、右下に向かってはらう文字は、
重心を右下に置き、最後のはらいをシュッと伸ばすように、
ちょっと長めに書いてみましょう。
書いた文字が名人のように立派に見えます。
(ちょっと言い過ぎました...)
これらにについては普通の罫線ノートや、宿題のプリントにいきなり角度を意識して書くのは難しいので、
練習帳を購入して見るのがオススメです。
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綺麗な字は得をする!
最後に、文字に纏わることわざには、
- 名は体を表す
- 字は体を表す
- 書は人なり
などがありますが、古来より、文字には
書いた人の人柄や性格が現れると考えられています。
とはいえ、字が上手だから、下手だからといって、その人自身を評価してしまうのはちょっと乱暴かもしれませんね。
でも、「きれいな字を書くコツ」には、丁寧に、書く、バランスを考える、など、
繊細な作業が必要となります。
知り合いの文字を思い出しながら、性格を当てはめてみると、
「うんうん、あいつらしい。」
と、納得してしました。
第一印象はまず、見た目から。字も同じです。
会社にいるときも、電話メモの字が綺麗な女性は、素敵な印象を受けますし、カッコイイ字を書く上司は、仕事が出来る感じがします。
(あくまでイメージですが。)
ちょっとだけ字を綺麗に書くだけで、得することも多いかもしれませんよ。
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